心を使おう

旧岩崎邸庭園は春・秋がおすすめ。贅を尽くした洋館と庭をゆっくり楽しむ場所

上野には美術館や動物園など、見どころがたくさんあります。

そんな上野から少し歩いたところに、まるで時間が止まったような場所があります。

それが、旧岩崎邸庭園です。

私は今回、夏に訪れてみました。

結論から言うと、旧岩崎邸庭園を訪れるなら、私は春か秋をおすすめします。

もちろん夏でも見学できます。

でも、旧岩崎邸庭園の洋館と和館には冷暖房設備がありません

夏の建物の中は、昔の建物らしい風通しのよさはあるものの、「涼しい場所」というわけではありません。

むしろ、暑い日に行くと「この建物、本当によく頑張ってくれているな」と思います(笑)。

旧岩崎邸庭園の公式サイトはこちら

 

上野から行きやすく、入園料は400円

旧岩崎邸庭園は東京都台東区池之端にあります。

東京メトロ千代田線の湯島駅から徒歩3分。

銀座線の上野広小路駅や都営大江戸線の上野御徒町駅からも徒歩10分です。

上野で美術館や動物園を楽しんだあとに、もう一か所立ち寄る場所としても行きやすいと思います。

そして、入園料は一般400円

これだけの建物と庭園を400円で見られると思うと、かなり気軽に立ち寄れます。

支払いも、交通系電子マネー、iD、楽天Edy、QUICPayなどの電子マネーに対応しています。

クレジットカードやコード決済も利用できます。

 

「今日は上野に来たけれど、もう少し何か見たいな」という日に、ちょうどいい場所です。

 

夏に行くなら「涼みに行く場所」ではありません

ここは大事なので、先に書いておきます。

旧岩崎邸庭園の洋館と和館には、冷暖房設備がありません

つまり、夏に訪れても「歴史的な建物の中で涼しく過ごせる」というわけではありません。

私が訪れたときも、暑さはしっかり感じました。

建物は風を感じられるところもありますが、現代の建物のようなエアコンの効いた涼しさを期待してはいけません。

だからこそ、私なら次に行くときは春か秋を選びます。

春なら庭の緑や花を楽しみながら、秋なら少し涼しくなった空気の中で建物をじっくり眺められる。

旧岩崎邸庭園は、暑さを我慢して急いで見るより、

気候のいい季節に時間をかけて楽しみたい場所だと思いました。

ちなみに2026年は、7月16日から9月14日まで、

熱中症予防のため定例ガイドツアー地下・撞球室ガイドツアー休止されています。

またこの期間に含まれなくても暑い日は休止になることもあります

 

「贅を尽くした家」を見てほしい

旧岩崎邸庭園で私が一番見てほしいと思ったのは、建物そのものです。

ただ「昔の洋館」という目で見るのは、もったいない。

天井、柱、壁紙、窓、暖炉……。

あちらこちらに、当時の人が「ここまでやるの?」と思うほどのこだわりがあります。

大きな見どころだけではありません。

ふと上を見上げたときの天井。

柱に施された装飾。

壁を彩る壁紙。

部屋ごとの雰囲気。

そういう細かなところを見ていると、この家が単なる「大きな洋館」ではなく、細部まで考えて作られた住まいだったことが伝わってきます。

だから、見学するときはぜひ、

「この部屋、何がすごいんだろう?」

という目で見てみてください。

 

天井

壁紙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

婦人用客室のファンシーな色合いがかわいい

私が特に印象に残ったのが、婦人用客室です。

旧岩崎邸というと、重厚でクラシカルな洋館を想像する人が多いと思います。

もちろん、それも魅力です。

でも、婦人用客室は少し違います。

色合いがどこかファンシーで、思っていたよりかわいらしい。

「昔の財閥のお屋敷」というイメージだけで見ていると、ちょっと意外に感じるかもしれません。

私は、こういう部屋ごとの個性を見つけるのが楽しかったです。

豪華なだけではなく、「この部屋はこんな雰囲気なんだ」と楽しみながら見てほしい場所です。

 

ピンクだー!

やっぱりピンクだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓から見える庭も忘れずに

建物の中を見学していると、つい装飾に目が行きます。

でも、ぜひ窓の外も見てください。

窓から庭を見ると、建物の中から眺める庭の美しさがあります。

外に出て庭を見るのとは、また違うんですよね。

洋館の窓枠越しに緑を見ると、それだけで一枚の絵のように感じられます。

この窓から、昔の人も庭を眺めていたのかな

そんなことを考えながら、少し立ち止まってみるのもおすすめです。

旧岩崎邸庭園は、建物だけを見る場所ではありません。

建物から庭を見るところまで含めて楽しむ場所だと思います。

広いお庭

 

和館では、お抹茶とチーズケーキを

見学の途中、ぜひ立ち寄ってほしいのが和館の御茶席です。

ここでは季節の練り切りがついたお抹茶セットなどを楽しめます。

私はお抹茶とチーズケーキをいただきました。

「旧岩崎邸で、なぜチーズケーキ?」

と思うかもしれません。

実は、ここにはちょっと面白いつながりがあります。

小岩井農場は岩崎家と深い関係があるのです。

小岩井農場は1891年に、井上勝・小野義眞・岩崎彌之助の3人によって始まりました。

「小岩井」という名前も、

小野の「小」
岩崎の「岩」
井上の「井」

から一文字ずつ取ったものです。

そして1899年には、岩崎久彌が小岩井農場の経営を引き継ぎました。

つまり、旧岩崎邸庭園の和館で小岩井農場の商品をいただけるのは、単なる「有名だから置いている」という話ではありません。

岩崎家と小岩井農場には、ちゃんと歴史的なつながりがあります。

公式サイトでも、和館の御茶席で岩崎家ゆかりの小岩井農場の商品を販売していることが紹介されています。

建物を見たあとに、

「なるほど、小岩井農場ってそういうことだったのか」

と知ると、チーズケーキがちょっと特別なものに感じられます。

静かな和館でお抹茶をいただきながら、洋館で見てきたものを思い返す。

この時間も、旧岩崎邸庭園の楽しみのひとつだと思います。

チーズケーキのアイスのお抹茶セットに和菓子もつけたよ

 

ガイドに参加するなら、気候のいい季節に

旧岩崎邸庭園では、定時ガイドや地下・撞球室ガイドも行われています。

定時ガイドは通常、午前11時午後2時に約45分。

地下・撞球室ガイドでは、普段は公開されていない撞球室への地下通路と撞球室内を案内してもらえます。

これは建物をより深く知りたい人には面白そうです。

ただし、気象状況によってガイドが中止になることがあります。

さらに2026年は、暑さ指数が31を超えた場合には地下・撞球室ガイドなどが中止になることも案内されています。

だから、ガイドも含めてじっくり楽しみたいなら、やっぱり春や秋がよさそうです。

 

旧岩崎邸庭園は「豪華さ」を探しながら歩く場所

旧岩崎邸庭園を歩いていると、

「こんなところまで凝っているんだ」

と思う瞬間が何度もあります。

天井を見て、

柱を見て、

壁紙を見て、

窓から庭を眺める。

そして和館ではお抹茶をいただく。

そうやって一つひとつ見ていくと、ただ「昔の豪邸を見学した」というより、

ひとつの家をじっくり味わったという感覚になります。

入園料は400円。

上野からも近い。

だからこそ、上野の美術館や動物園と組み合わせて、気軽に訪れてみてほしい場所です。

ただし、夏だけは少し注意。

旧岩崎邸庭園は、エアコンの効いた涼しい屋内施設ではありません。

夏に行くなら暑さ対策をして、無理をしないこと。

そしてできるなら、春や秋の気候のいい日に、時間をかけて訪れてみてください。

「贅を尽くしたおうちって、こういうことなんだ」と、きっと細かなところまで見たくなるはずです。

そして最後に、窓から見える庭をもう一度眺めてみてください。

その景色まで含めて、旧岩崎邸庭園の魅力なのだと思います。

 

旧岩崎邸庭園 基本情報

  • 入園料:一般400円
  • 所在地:東京都台東区池之端1-3-45
  • 東京メトロ千代田線「湯島駅」徒歩3分
  • 「上野広小路駅」「上野御徒町駅」徒歩10分
  • 電子マネー・クレジットカード・コード決済利用可
  • 和館に御茶席あり
  • 洋館・和館には冷暖房設備なし
  • ガイドは季節や気象状況によって休止・中止の場合あり

※料金・営業時間・ガイドの実施状況などは変更される場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

旧岩崎邸庭園の公式サイトはこちら

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ネルコ

昼寝大好きなゴロゴロ女です。最近疲れているのか、瀬尾まいこさんの本で癒されてます。運動はFit Boxing2を、頭は資格勉強を、心は映画で満たしていこうと思っています。

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