雨が降る前や天気が崩れると、なんとなく頭が重くなったり、
こめかみのあたりがズキズキと痛んだりすることはありませんか?
それは「気圧痛」かもしれません。
気圧の変化が体に与える影響は思っている以上に大きく、
多くの人が梅雨や台風の季節になると頭痛に悩まされます。
今回は、そんな気圧痛に悩む方のために、原因と対処法をまとめました。
気圧痛の原因とは?
気圧が下がると、私たちの体内にあるセンサー(内耳など)がその変化を感じ取ります。
これにより自律神経が乱れ、血管の収縮や拡張が起こって
頭痛が引き起こされると考えられています。
特に敏感な人ほどこの影響を強く受けやすく、体質的な要因も関係しているようです。
気圧痛への5つの対処法
1. アプリで気圧の変化を予測する
「頭痛ーる」などの気象アプリで気圧の変動をチェックし、事前に準備できると安心です。
薬の準備とか、冷えないように上着やストールなど準備ができます。
準備しておけば大丈夫という安心感も大事です。
2. 耳マッサージ・耳温め
耳のまわりをやさしくマッサージしたり、
ホットタオルで温めたりすることで内耳の血行を促進します。
内耳の血行をよくすることで気圧の変化による不調を軽減できます。
内耳に気圧センサーがあるんですって。
また耳たぶをつまんで回したり、耳を折りたたんだりして
耳に刺激を与えるのも効果的です。
痛くなる前に行うと予防にもなります。
時間をおいて何回か繰り返しましょう。
3. カフェインの適量摂取
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは血管を収縮させる効果があります。
気圧が下がると体内の圧力が低下して血管が膨張しやすくなります。
この血管の膨張による頭痛を抑制できるのです。
ただし、摂りすぎには注意。
そしてカフェインは利尿作用もあるので水分補給もしっかり摂って。
4. 首・肩のストレッチ
気圧痛は血流とも関係があるため、肩や首のこりをほぐすストレッチやヨガがおすすめです。
もちろん温めるのも効果的です。
5. 痛みが強いときは市販薬も活用
ロキソニンやイブなどの鎮痛剤を、医師や薬剤師の指導に従って正しく使うことも大切です。
胃腸に負担がかからないように食後に服用する方がいいでしょう。
痛みがひどくなる前に頼るとツライ時間が減ります。
ただあまり頻繁に服用するのは、別要因での頭痛を
引き起こす可能性があるため薬剤師さんに相談してみましょう。
気圧痛に負けないために
気圧痛は「気のせい」ではありません。
体がきちんと反応しているサインです。
無理をせず、前もって対策をしておくことで、日々の不調を減らすことができます。
自分の体調の傾向を知って、うまく付き合っていきましょう。
気圧痛で悩んでいる方の参考になればうれしいです。
私は、何かしら食べたり寝たりすると治るので
薬に頼らず食べてたんですけど血糖値上がりそうですね。
適度に薬に頼るのはアリですよね。