頭を使おう

眠れない原因は光だった?寝室の明るさとデジタル機器が与える影響

「疲れているのに眠れない」、そんな夜は、実はあなたのスマホやPCの使い方、
そして寝室の明るさが原因かもしれません。
この記事では、睡眠の質を下げる2つの要因とその対策を詳しく解説します。

 

寝る前のスマホ、なぜ眠れなくなるのか?

スマホやPCの画面から発せられるブルーライトが、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑制します。

メラトニンの分泌が減ると、脳が「今は昼間だ」と錯覚して眠気が遠のきます。

特に寝る1〜2時間前の使用は、脳を覚醒させて寝つきを悪くします。

SNSや動画など、感情を刺激する情報が交感神経を優位にし、リラックスできなくなる要因に。

 

対策のポイント

寝る1時間前からはスマホやPCをオフにする「デジタルデトックス」を心がけましょう。

ブルーライトカットモードや専用メガネの使用も有効です。

リラックス効果のある紙の本や、間接照明の中でのストレッチなど、アナログな習慣に切り替えてみて。

 

寝室の照明が眠りの質を左右する?

明るすぎる照明はメラトニンの分泌を妨げ、体内時計を乱す原因になります。

特に300ルクス以上の光は覚醒作用が強く、寝つきや睡眠の深さに悪影響を及ぼします。

寝室では10〜50ルクス程度のやわらかい照明が推奨され、暖色系の光が最も理想的です。

・照明の目安

10ルクス:ナイトライトや豆電球レベル
(ほとんどの人にとって安心感があり、睡眠を妨げにくい)

30〜50ルクス:読書灯程度。就寝前のひとときに適している。

100ルクス以上:洗面所やリビングの明るさレベル。寝室には明るすぎる。

 

対策のポイント

寝る1時間前から照明を段階的に落とし、身体を「休むモード」に誘導。

間接照明や、色温度2700K前後の暖色系ライトを使用。

真っ暗が不安な場合は10ルクス程度のナイトライトを足元に設置。

 

夜の環境を整えることが、自然な眠気を導くカギ

スマホやPCのブルーライト、そして寝室の照明の強さは、
思っている以上に私たちの睡眠に大きく影響しています。

眠れない夜を減らすには、「情報」と「光」との付き合い方を見直すことが重要です。

今夜から少しずつ、画面と照明との距離を置いてみませんか?

 

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ネルコ

昼寝大好きなゴロゴロ女です。最近疲れているのか、瀬尾まいこさんの本で癒されてます。運動はFit Boxing2を、頭は資格勉強を、心は映画で満たしていこうと思っています。

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