更年期に差し掛かると、突然襲ってくる「ホットフラッシュ(熱感)」に悩まされることがありますよね。
暑さが一瞬にして体全体を覆い、どうしても我慢できなくなる瞬間があるかもしれません。
これに対処するためには、単に冷やすだけではなく、体の芯から熱を外に逃がすことが重要です。
今回は、特に更年期の方々に役立つ方法を5つご紹介します!
1. 温冷シャワーで体温調整
体温調整をするためには、冷たいシャワーと温かいシャワーを交互に使う方法が効果的です。
冷水で体をシャキッと冷やし、その後温かいお湯でリラックスすることで、
体が温まったり冷えたりと自然なサイクルが生まれ、熱感が緩和されます。
シャワーを浴びるとき、温度の差が激しすぎないように注意してくださいね。
2. 着るものを工夫する
重ね着やぴったりとした服は体温をこもらせてしまいます。
通気性の良い素材(例えば、コットンやリネン)を選び、ゆったりとした服装を心がけましょう。
特に、吸湿性の高いインナーを使うことで、汗をかいても体感温度が下がりやすくなります。
ファスナー付きの軽いジャケットや羽織り物を常に持ち歩き、
ホットフラッシュの症状が出たときにすぐに調整できるようにするのもオススメです。
ただし意外と足などは冷えていたりするものです。
試しにレッグウォーマーをつけてみて「ホッ」としたら冷えてます。
暑いと思っていても体は冷えてることもあるので要注意です。
3. 水分補給を忘れずに!
汗をかいたり、体温が上がると体は水分を必要とします。
常にこまめに水分を摂ることが、体温をコントロールする鍵です。
水やハーブティー(特にミントやカモミールなどのリラックス系)がおすすめ。
冷たい飲み物を摂ることで、体が冷えやすくなり、ホットフラッシュを和らげることができます。
ただあまり冷たい飲み物ばかりだと腸が冷えて下痢につながることも。
加減が難しいですが、たまには温かい飲み物もはさみましょう。
4. 呼吸法で体を冷ます
ホットフラッシュが起きたときに、深呼吸を意識的に行うことで
冷静さを保ちながら体温を下げることができます。
特に、深く息を吸ってからゆっくりと吐き出す「腹式呼吸」を試してみましょう。
深い呼吸を繰り返すことで、副交感神経が活発になり、体の温度調整がスムーズに行われます。
5. クールダウンするための環境作り
暑くなってきた時に、エアコンや扇風機を使うだけでなく、
環境そのものをクールダウンさせることも大切です。
自分の周りに風通しの良い空間を作ったり、クールマットを使ったりすることで、
体感温度を下げることができます。
また、オフィスや自宅では小型の加湿器を使うと、乾燥も防げて快適に過ごせます。
視覚から入る情報も助けになります。青や緑などのクール系な色を
部屋のファブリックに取り入れてみるのもおすすめです。
暑い夏にホットになりすぎないように
更年期のホットフラッシュは一時的なものですが、その症状に苦しむのは非常に辛いものです。
しかし、少しの工夫で体の熱を逃がす方法を取り入れることで、
日常生活を快適に過ごすことができます。
自分に合った方法を見つけて、心身ともにリラックスした時間を増やしていきましょう!