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夏の「なんとなく不調」はこれが原因?寒暖差に負けない暮らし方

毎日うだるような暑さですね。けれど、駅ビルやオフィス、電車の中に入ると
一気に冷え込み、「夏なのに体がだるい」「なんだか調子が出ない」と感じていませんか?

実はその不調、寒暖差疲労が原因かもしれません。

 

寒暖差で体に起きる不調とは?

屋外と屋内で5℃以上の気温差があると、
体はその変化に対応しようとして自律神経がフル稼働します。
しかし、それが続くと次第に調整が追いつかず、こんな不調を招いてしまいます。

主な症状

✔ なんとなく体がだるい、重い

✔ 頭痛や肩こりがいつもよりひどい

✔ 朝起きられない・日中ボーっとする

✔ 手足の冷え・むくみ

✔ 胃腸の不調(食欲不振・下痢・便秘)

✔ イライラや不安感、落ち込み

これらは一見すると「夏バテかな?」と思いがちですが、
寒暖差疲労が引き金になっていることも多いのです。

 

夏の寒暖差に負けないための5つの対策

① 薄手の羽織りものを持ち歩く

カーディガン、ストール、シャツなどを常備しておけば、急な冷えにもすぐ対応できます。
とくに冷やしたくないのは「首・お腹・足首」。
薄手でもこの3つを守れるアイテムがおすすめです。

【おすすめ素材】
リネン・ガーゼ・UVカットメッシュ素材など、軽くて通気性のあるものが◎

 

② 飲み物は“冷たすぎ”に注意

暑いと冷たい飲み物が欲しくなりますが、
キンキンに冷えたドリンクは胃腸の冷えや働きの低下に直結します。

【意識していること】
・外では氷なしの飲み物を選ぶ
・朝と夜は白湯や温かいスープで内臓を労わる

 

③ クーラーの風を直接浴びないようにする

風が当たるだけでも「局所的な冷え」で自律神経にストレスがかかります。
冷房の風がきつい場所では、席を移動したりスカーフ・膝かけなどで調整を。

私はお願いして席替えてもらいました。

【アイテム例】
・薄手のブランケット(オフィスや映画館用)
・首に巻けるネックカバー
・着脱しやすいアームカバーも便利!

 

④ 軽くでも汗をかく習慣を

自律神経を整えるには「汗をかいて、体温調整の機能を動かすこと」がとても大切。
とはいえ真夏に無理して運動すると逆に疲れてしまうので、軽めのウォーキングや入浴がおすすめです。

【私のリセット習慣】
・夜はシャワーだけでなく、ぬるめの湯船に10分つかる
・休みの日は朝の涼しい時間に15分だけ歩く

湯船には入浴剤とか入れると気分も変わります。

 

⑤ 食べ物で内側から冷えを防ぐ

体が冷えると血流が悪くなり、疲れやすくなります。
特に「冷たい麺だけ」や「アイスだけ」といった食事では、夏バテや寒暖差疲労が悪化しがち。

【おすすめの食材】
・しょうが、ねぎ、にんにく
・味噌や根菜類(ごぼう、人参)
・たんぱく質もしっかり(豆腐、納豆、卵など)

 

夏こそ“冷え対策”を意識して

「暑さ対策=とにかく冷やす」ではなく、
「体の内外のバランスをとる」ことが夏を元気に乗り切るカギ。

寒暖差に負けないためには、

・冷えから体を守る

・自律神経を整える

・胃腸に優しい生活を心がける

という3つの視点で、自分なりの“快適ゾーン”をつくってみてくださいね。

 

 

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ネルコ

昼寝大好きなゴロゴロ女です。最近疲れているのか、瀬尾まいこさんの本で癒されてます。運動はFit Boxing2を、頭は資格勉強を、心は映画で満たしていこうと思っています。

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