基本的に寝る前には、ノンカフェインの飲み物が推奨されます。
カフェインには覚醒作用があり、脳や神経を刺激して眠気を妨げたり、寝つきが悪くなったりすることがあるためです。
また、深い睡眠を妨げることで、翌朝に疲れが残ってしまうこともあります。
カフェインの効果は飲んでから3〜7時間程度持続するといわれており、夕方以降の摂取には注意が必要です。
主なカフェイン入りの飲み物には、
コーヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶、エナジードリンク、炭酸飲料などがあります。
また、ノンカフェインでも糖分が多いジュースなどは、血糖値を急激に上げてしまい、
リラックスを妨げる可能性があるため、控えるのが無難です。
寝る前におすすめのノンカフェイン飲料
冷たい飲み物は体温を下げ、寝つきを悪くすることがあります。
また、酸味の強いレモンウォーターなどは胃酸を刺激するため、避けたほうが良いでしょう。
それでは、寝る前におすすめのノンカフェイン飲み物をご紹介します。
1. カモミールティー
リラックス効果のあるハーブティーの代表格。
抗酸化物質「アピゲニン」が脳内の受容体に作用し、不安をやわらげて睡眠を促します。
カフェインフリーで、ストレスを感じやすい方にもおすすめです。
やさしい味わいで飲みやすいのも魅力。
2. ホットミルク
牛乳には「トリプトファン」というアミノ酸が含まれており、
セロトニンやメラトニンの生成をサポートします。
温めることで体を内側から温め、リラックス効果も高まります。
大人になると牛乳が合わない方もいますが、飲みすぎなければ小腹を満たすのにもおすすめです。
3. バナナスムージー
バナナはトリプトファン、マグネシウム、カリウムが豊富で、
筋肉の緊張をほぐし、深い眠りをサポートします。
アーモンドミルクや低脂肪ヨーグルトと組み合わせることで、より栄養価の高いスムージーに。
4. ルイボスティー
ノンカフェインで、抗酸化作用のあるフラボノイドやミネラルが豊富。
炎症を抑えたり、心を落ち着けたりする効果があります。
夜間の筋肉のけいれん予防や疲労回復にも◎。
※私は鉄っぽい味がちょっと苦手ですが、特に女性にはおすすめです。
5. ジンジャーティー
ショウガには消化促進・体を温める作用があります。
胃の不快感がある夜にもおすすめ。血行促進によってリラックス効果も期待できます。
レモンやハチミツを加えると、飲みやすくなり効果もアップ。
6. アーモンドミルク
マグネシウムが豊富で、筋肉の緊張をやわらげ、リラックスを促します。
トリプトファンも含まれており、睡眠ホルモン「メラトニン」の生成を助けてくれます。
低カロリーで健康志向の方にもぴったり。
7. ハーブティー(バレリアンルート入り)
バレリアンルート(セイヨウカノコソウ)は、不安感をやわらげ、睡眠の質を高める効果で知られています。
不眠気味の方や、自然な方法で眠りたい方におすすめ。
ブレンドハーブティーとしても手に入りやすいです。
8. ターメリックラテ(ゴールデンミルク)
抗炎症作用のあるターメリックを使った飲み物。
温めた牛乳やアーモンドミルクに混ぜて飲むことで、夜の体の回復をサポートします。
ショウガやシナモンを加えると、風味が増してリラックス効果もアップします。
カフェインがどうしても欲しいときは…
どうしても紅茶やコーヒーを飲みたい!という方には、
デカフェ(カフェインレス)の選択肢もあります。
タンポポコーヒーという手もあります。
コーヒー豆は使ってないのでノンカフェインです。
コーヒーというよりは麦茶のような香ばしい香りがあります。
注意点
飲み物は寝る30分~1時間前がベスト。
飲みすぎると夜中にトイレが近くなってしまうため、適量を心がけましょう。
これらの飲み物を生活に取り入れることで、リラックスした夜とより良い眠りにつながります。
ぜひ、自分に合った1杯を見つけてみてくださいね