雨の日の夜、なんだか寝つきが悪いと感じることはありませんか?
じめっとした空気に包まれて、シーツも枕もどこか湿っぽく、
気分までどんより。
私は毎年、梅雨が近づくと「どうやって快適に寝ようか…」と考え始めます。
今日はそんな「雨の日の眠り」に悩む方に向けて、
私なりの対策と、ちょっとした習慣をご紹介します。
湿気が眠りを邪魔する理由
そもそも、なぜ湿度が高いと寝にくくなるのでしょうか?
体温調節がうまくいかない
湿度が高いと汗が蒸発しづらく、体に熱がこもってしまいます。
結果、寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めたり。
寝具がひんやり&じめじめする
コットンのシーツなどは湿気を吸いやすく、不快な感触に。
気分的に重だるい
雨の音や気圧の変化により、頭痛やだるさを感じることも。
私の「雨の日・快眠ルーティン」
1. 除湿器 or エアコンのドライ運転を使う
まず基本中の基本。寝る1時間前からドライモードをON。
湿度が60%を切ると、かなり快適に感じます。静音モードがある機種なら睡眠中も安心です。
2. パジャマと寝具は“さらっと素材”で
おすすめは「ガーゼ」や「リネン」。
最近はユニクロや無印でも涼感素材のパジャマが出ているのでチェックしています。
シーツも吸湿性と速乾性のあるものに替えると、ベタつき知らず。
3. 足元を温めてから寝る
え?雨の日に温めるの?と思うかもしれませんが、
実は湿気で足が冷えていることが多いんです。
お風呂上がりに軽くストレッチして
足首からふくらはぎを温めるふっとカバーがあるといいかも。
4. アロマで気分を切り替える
私のお気に入りは「ユーカリ」や「ラベンダー」。
「フランキンセンス」や「サイプレス」「クラリセージ」なども好き。
心が落ち着きます。
アロマオイルについてひとこと
ラベンダー:
安眠に有名な香りとしてはラベンダーですね。
副交感神経を優位にして心身をリラックスさせる効果があります。
スイートオレンジ:
昼間の疲れを和らげつつ、気分を明るくします。
ベルガモット:
気持ちが落ち込んだ夜にリラックスさせてくれます。
スイートオレンジやベルガモットなど柑橘の香りは
気分が明るくなります。
ユーカリ:
私は鼻づまりがあり花粉症でもあるので
ユーカリは鼻をすっきりさせてくれるオイルで頼りにしてます。
空気の浄化作用もあります。
フランキンセンス:
スモーキーな香りといわれます。心を静めて呼吸を深くします。
ラベンダーなどとかけあわせるのも◎
サイプレス:
爽やかな森の香りで、ストレスや不安を鎮めてくれます。
クラリセージ:
甘さとスパイシーさが混ざった香り。
不安や緊張をほどいてぐっすり眠れます。
湿気の中でもスーッと香るので、気分転換&リラックスに。
寝る前にアロマディフューザーか枕元にスプレーをひと吹き。
アロマディフューザを使うなら寝る30分前から香らせておくといいですよ。
スプレーなら直前でOK。
自分のお気に入りのオイルを見つけてみてください。
香りを味方につけると楽しいです。
5. 雨の音を逆に楽しむ
最近は「レインサウンド」の睡眠用アプリもたくさんあります。
どうせ降っているなら、心地よいBGMにしてしまうのも手ですよ。
静かな雨音はむしろ安眠を誘ってくれることも。
雨の音などはホワイトノイズといって
雑音のように聞こえるけど背景音として他の音をかき消してくれます。
規則性がないので意味を持たない音として処理しやすく
リラックスできる音です。
寝る前に聞くと入眠しやすくなります。
心地よい眠りに誘うBGMと思って聴いてみると
ちょっと得した気分になりますね。
まとめ
「梅雨=寝苦しい夜」というイメージを、ちょっとだけ変えてみませんか?
少しの工夫で、じめじめの夜も心地よい睡眠タイムに変わるはずです。
雨の日が好きとまではいかなくても、
「悪くないかも」と思える夜が増えますように。