猫背は“前に引っ張られる筋肉”が原因
〜猫背改善の第一歩は“気づくこと”から〜
猫背って「前側に筋肉が引っ張られている」状態ってご存じですか?
実はネルコもバリバリの猫背。
デスクワーク歴が長くて、筋力も少なめ。気づけば椅子の背もたれに頼りっぱなしです。
そのせいか、首コリ・肩コリがつらい……!
腰痛は少し楽になってきましたが、油断は禁物。
つまり、今は応急処置中。本格的にメンテナンスが必要な年齢になってきました。
猫背でこわばる筋肉とは?
猫背になると、特に背中や首の筋肉が緊張し、胸の筋肉が弱くなってしまう傾向があります。
筋肉は使わないと硬くなって収縮しにくくなり血行も悪くなります。
こんな筋肉がこわばってます。
・背中や肩回りの筋肉
・菱形筋や僧帽筋下部、中部線維
・呼吸筋(首、肩、胸、腹などの筋肉)
・大胸筋(胸の前側の筋肉)
特に肩甲骨を寄せたり下げたりする筋肉が弱ってしまいます。
それにしても上半身全体に広がってますね。
肩が内側に入る理由
肩が内側に入るのは、筋肉が「使われていないと前側に引っ張られる」という性質のせいなんです。
人の体は前に手や頭を伸ばすことが多いですからね。
・背中や肩の筋肉が前に引っ張られる
・肩が内側に入り込む
・背中や首が硬くなる
・姿勢を保つのがますます難しくなる
という悪循環に…
猫背がもたらす悪影響とは?
呼吸・内臓・姿勢の問題
猫背って見た目の問題だけじゃないんです。
・胸郭が広がらず呼吸が浅くなる
・内臓が圧迫されて疲れやすくなる
・肩こり・腰痛が悪化
・お腹がぽっこり出る(これは切実!)
…うん、うん、身に覚えありですよね?
ネルコの実体験では
この状態を放っておくと、さらに筋肉の緊張やバランスの乱れが進み、健康にも影響します。
猫背を改善するにはどうすればいい?
ストレッチやエクササイズのコツ
特に長時間の座りっぱなしやスマホ操作・パソコン作業など、
前のめりな姿勢が日常化している現代人にとって、猫背は“職業病”のようなもの。
前側ばかり使って、後ろ側の筋肉がどんどん使われなくなってしまうんです。
ただ反動を使ってストレッチしようとすると
筋肉を傷めるだけなので
背面ストレッチもただ筋肉を緩めてゆーっくり伸ばすことを意識しましょう。
猫背を改善するには?
改善のポイントはシンプル:
胸と背中の筋肉を“緩めて”“意識的に使う”こと。
日常の動作で姿勢を整える意識
・適切なストレッチで筋肉をゆるめる
・背中の筋肉を集めるような動きを意識する
・生活の中で「姿勢を保つ筋肉」を使う習慣をつくる
特に「ゆらす・細かく動かす」ことが筋肉を柔らかくするコツです。
継続こそが姿勢改善の近道
意識・習慣・チェックの3つを取り入れよう
ただストレッチをするだけでなく、日常生活でどう体を使うかが超大事。
・長時間の座りっぱなしはNG!
・デスクワーク中も時々立ち上がってリセット
・軽いエクササイズを合間に挟むとGOOD
そして、習慣化がカギ。
少しずつでも「背中の筋肉を使う意識」を日常に取り入れてみてください。
ネルコの実践:背中に“顔”を意識して歩く
最近は、歩くときに背中に顔があるようなイメージで歩いています。
すると自然と背筋が伸びて、後ろ側の筋肉が使われる感じがするんですよね。
ただ、勢いよく胸をそらそうとすると反り腰になりがちなので、
鏡でチェックしながら少しずつ調整しています。
まとめ:猫背ケアは“気づく→ゆるめる→習慣化”がカギ!
猫背は、筋肉のアンバランスが積み重なってできたもの。
だからこそ、ゆるやかに・丁寧に・継続的に整えていくことが大切です。
まずは「今、自分の姿勢どうかな?」と気づくことから始めましょう。